【森さんの東日本大震災の被災地でのボランティア活動報告】(抜粋)
災害ボランティアについては、被災地がまだ混とんとしている時、熱い気持ちだけで現地に赴く迷惑ボランティアについての批判の意見も聞こえてはいましたが、少ない情報をネット等で調べ、北海道から沖縄の方までが馳せ参じて居られました。私はボランティアの9割はリタイアされた方ばかりであろうと思っていましたが違いました。全体の7割くらいが若者だったのです、
学生や年次休暇を使っての若い公務員、若いカップル、女性同士等、今までの若者像がいっぺんに吹っ飛びました。そしてその若者たちの働きぶりは、どこでも凄かったです。
自ら参加している訳ではあるのですがヘドロが顔を汚しても衣類の汚れも全く気にせず働く姿に心打たれました。ところがこの後、もっと意外な事に気づきます。ボランティアセンターでの受付を待っている時、ちょいちょい外国人の姿が見えるのです。何で外国人がこんな泥かきに並んで待っているのかと尋ねてみて驚きの結果を報告します。
スロバキア人(男性2人)-昨年まで2年間日本企業で働いていたのでここで恩返しをしなければと3日前に来日したという。
イタリア人(男性1人)-観光旅行で日本周遊中、京都で3.11を知り、以後の旅行を中止してボランティアに参加しているという。トルコ人(男性1人)-日本が好きで昨年日本人女性と結婚した。愛する私の奥さんの国の不幸、働くのは当然でしょうと1週間前来日しボランティアに従事している、と。
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